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税理士並河の税界よもやま話【34】「台湾のお話」

   ★グローバル化の流れは不変
 世界経済はリーマンショック時の最悪期からは立ち直ってきていますが、昨年のギリシャ、スペイン、アイルランドといった欧州経済危機を見ると、発展途上国頼みの外需依存が高いわが国経済の基盤は為替の動向も含め脆弱この上ない状況にあります。
 昨年12月に政府税調から平成23年度税制改正大綱が出され、今回の目玉である世界水準から見て高い法人税の実効税率5%引き下げは企業にとって歓迎すべき改正です。
 (その一方で半世紀ぶりの相続税の増税や所得税の改正による増税という穴埋めあり)
 中国、インドといった発展途上国の高度成長ぶりを見ていると、日本が昭和30年~40年代にかけて、賃金の上昇を繰り返しても生産性がそれを上回っているため競争力が強く、国力がどんどん増大していったよき時代を思い出します。
 今強くなってきた中国等もやがては人口減、賃上げが生産性を超える等になれば、先進国の歩んだ道同様、今度はバングラデシュやベトナムといった新たな途上国に生産拠点が移り変わることになります。
 しかし中国やインドは桁違いに人口が多く、賃金の上昇はそのまま内需である国内消費増につながるため、更なる設備投資が可能となって息の長い成長が見込まれます。
 経済のこのようにグローバル化の流れは定着しており、日本としては国内消費の減少を発展途上国を含む海外からの資金の流入や観光客の増加等で日本国内にお金を多く取り込むように官民一体で努力しなければなりません。
 グローバル化になればなるほどその国のもつ独自の伝統・文化といったものが見直され、日本人自らが日本の歴史を再認識して海外からみて魅力ある国作りに心掛けたい。
 また国際化時代における国際人養成のため外国語教育は受験のためでなく実践的に役立つようなものでなければならず、その前提としてまず日本語教育すなわち国語をしっかり学ぶようにしてもらいたい。
   ★台湾のお話
○私と台湾のかかわり
 私が初めて台湾へ旅行したのは昭和49年(1974年)の12月末で、それが自分にとっても生まれてはじめての外国旅行でした。
 台湾行きは私の母の姉が戦前に日本に働きに来た台湾人と結婚して、終戦後旦那の郷里である高雄へ引き上げたため親戚訪問というものでした。
 台北空港に私より2歳下のいとこが出迎えてくれ、南側の高雄まで彼と親しく旅行ができましたが、彼の語学の堪能さに比べ、自分のプァな語学力に恥ずかしい思いをしました。
 台湾人のいとこは母親が日本人なので日本語がぺらぺらなのは当然としても公用語の中国語(北京語)、現地の台湾語(福建語がルーツ)、英語ができ、彼の友人も2~3ヶ国語ができるのは当たり前のようで、交易に生きるために必死で覚えたように感じました。
 私が高雄の街頭に一人でいた時、かなり年配の女性が現地語で話しかけてきました。
 何を言っているのかわからないので思わず「わからない!」と言ったら、「何だ。あんた日本人か」と日本語で返され、拍子抜けした経験がありました。
 日本の植民地時代の名残で中年の男女をさす現地語として「おじさん」「おばさん」がいまだに使われています。
 また台湾の街中の店の看板が馴染みのある漢字で書かれており(中国のように極端な略字ではない)どんな商売の店かを想像するのは興味深かった。
○台湾の歴史と国の立場 
 台湾は日清戦争後50年ほど日本の統治時代が続きましたが、日本の敗戦により中華民国となって、中国本土から毛沢東に敗れた蒋介石が台湾に逃げて国民党政権を樹立し、実効支配をするようになりました。
 蒋介石は中華民国を正式の中国として主張し、当時の米国の後押しもあって「大陸反攻」を掲げて戦時体制下にありましたが、その後は中華人民共和国が国連で正式な中国と認められため、台湾は多くの国と国交がなくなってしまった。
 日本企業は戦後、三洋電機、ミツミ電機等数多く台湾へ進出していましたが、正式な国交がなくなってからはほとんどが撤退して、現在は中国経済が急拡大しているため大陸との経済交流が活発化しています。
 中国は台湾を中国の領土であると主張していますが、台湾には民主主義の台湾政府が実効支配しており、中国は共産党一党独裁国家なので台湾国民は経済交流とは別に政治的には大多数が現状体制のままを望んでいます。
<香港の場合> 1997年にイギリスから中国に返還されましたが、一国二制度の採用で香港特別行政区として50年間(2047年まで)資本主義システムを継続します。
 わが国のタックスヘイブン税制(外国子会社合算課税)において香港進出法人は返還後も中国とは別扱いで従前どおり制度の対象になっています。
○台湾へおいでやす
 日本人が台湾と聞いて思いつくものをインターネットのアンケートベスト10により紹介いたします。
 ①台北 ②小籠包 ③台湾バナナ ④故宮博物院 ⑤マンゴープリン ⑥台湾茶、中国茶 ⑦蒋介石 ⑧足つぼマッサージ ⑨屋台、B級グルメ ⑩金城武(映画俳優)
 私的に10点追加すれば、・日月譚(湖)・新高山(玉山、開戦発信ニイタカヤマノボレ)
・高砂族・邱永漢・李登輝・テレサテン・ジュデイオング・王貞治・郭泰源・ビンロウ(ヤシ科の眠気覚ましの嗜好品で売り方が・・・)
 台湾は気候温暖で過ごしやすく、国民は非常に親日的で、景色はよく、食べ物も美味いといいことずくめですが、さらに場合によっては日本の国内旅行より安く手軽に行けるので是非一度足を運んでみては如何でしょうか。 

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