ISO徒然日記 第5章 ~づれづれなるまま~

お久しぶりです。西田兼好です。今回は、対談形式でお楽しみください。
今回対談するのは、Hさんです。
N:去年1年を振り返ってどのような1年でしたか。
H:そうですね。去年はやはり食品の偽造が相次ぎましたね。去年1年を表す漢字も『偽』という文字が選ばれました。いろいろなところでいろいろな人が頭を下げていた印象があります。
 お客様を騙してでも、利益を追求しようという考えが、後になって会社の信用を落としてしまう結果につながってしまいました。資本主義社会では、企業は利益追求をして、株主に還元しなければいけません。しかし、何をやってもいいかというと、そうではないと思います。会社である以上、社会的責任を負っています。それを忘れてしまい、顧客中心ではなく、会社中心になってしまっては、その会社の未来はありません。
 
N:おっしゃるとおりです。それは、会社だけではなく、私たち一般市民についても言えることではないでしょうか。
H:そうですね。電車内で化粧をしたり、携帯電話で話しをしたりするのは当たり前の光景となってしまっています。モラルが低下して、自分勝手な人が増えてきました。私たちは、一人では生きていくことはできません。みんなが少しでも助け合い、協力し、感謝をすることができれば、世界は少しずつ良い方向に向かうのではないでしょうか。私は最近そのように思いますね。
N:地球温暖化などの環境問題も一人一人が問題意識をもたなければいけませんね。





この後もISOとは無関係の内容が続きましたので、割愛させていただきます。最後に当社ISO責任者であるO氏にまとめていただきました。
O:ISOを取得して、1年が経ちました。ISOを取得すると1年に1回定期審査を受けなければいけません。また、3年経つとサーベイランスという更新審査が行われます。
今回は、1年が経過したので定期審査を受けることになりました。何箇所かは、不適合がありましたが、少しずつ良い方向に向かい、皆も意識が改善して積極的に参加するようになりました。まだまだ改善すべき事はありますので、少しずつ確実に理想に向かっていきます。千里の道も一歩からと言われていますので・・・。