家相建築設計事務所様 連載(123)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 業種別事例 ヒント④美容室・理容室

 

美容室や理容室のオーナーには、家相や方位に縁がある方が多いのか、今までに多くの相談例があります。自宅と店舗をそれぞれ吉相の家相にこだわって建てたオーナー、自宅と店舗の併用住宅など、いろんなパターンがありますが、そこには共通した家相のポイントがありました。

 

一番大切なのは、出入り口の方位です。

ここを間違えてしまうと、繁盛店にはなりません。最悪なのは、北東の表鬼門と南西の裏鬼門に出入り口があるケースです。こんな店だと、客足が鈍るだけではなく、従業員とのトラブルなど、もめごとも多くなります。

これもよくあるケースですが、今まで繁盛していたお店が、建て直したとたんに営業不振になることがあります。

同じ場所で、同じオーナーと従業員で営業しても、建て直した店舗の出入り口が鬼門方位にあると、こうなってしまうので、とても怖いと思います。

今まで何の問題もないのに、増築や建て直し、移転などをきっかけに業績が悪化してしまうのはよくあるケースなのです。

 

店舗の出入り口は、鬼門方位を避けて設置するのはもちろんですが、明るく、清潔にすることも大切です。たとえ、方位が良くても暗く汚いイメージではだめです。

照明や観葉植物、看板やサインボードなどを活用して、明るくて、清潔感のある出入り口にしてください。

 

また、最近では店舗の中の見通しがよく、オープンなイメージの店舗が増えていると思います。客目線で、店の内装やスタッフの服装まで簡単にチェックできることが、安心感をもたらせる効果があるようです。

完全予約制で、個室にこだわった店舗もありますが、どちらかというと、オープンなレイアウトが好まれているようで、家相的に見ても、こちらの方が適していると思います。

 

美容室や理容室は、資格の取得もサービスできる内容から料金まで、各地域の組合によって統一されていましたが、近年では、この組合に属さない低料金で営業する店舗が増えています。競合店との競争も激しく、共存共栄が難しい業界になったのかもしれません。

だからこそ、鬼門方位の出入り口は避けるなど、努力が報われない家相にしてはいけません。

増改築・新築・移転など、そんなときは、家相をしっかり