家相建築設計事務所様 連載(137)~家相の流儀・流派 ~

賃貸物件の運気を上げる

家相建築のすすめ

第1回 賃貸住宅の運気を上げるポイント

 

今回から、賃貸物件の家相について説明したいと思います。家相建築の知恵を活用して、実りあるアパート経営を目指してください。

 

賃貸住宅における家相のポイントの一つは、建物の構え(形)です。これがとても大切なのです。

家相学では、建物の構えの基本は長方形です。理想的なのは、東西に6対4の長さの比率で建つ長方形で、極端に変形している建物は残念ながら悪い家相である「凶相」になってしまいます。例としては、建物の中心部分が中庭になっている中心がない家、L字型の建物、1階よりも2階以上がはね出している建物などがあげられます。いろいろな事情があるとは思いますが、この3タイプの建物はできる限り避けてください。

 

凶相の影響は、主にオーナーの運気に現れます。家相が悪いと運気や健康面に影響が出ますが、建物の構えは運気にダイレクトで影響してしまいます。

 

2つ目のポイントは、メインエントランスの位置です。

建物の中心から観て、北東45度の表鬼門、南西45度の裏鬼門の範囲には、メインエントランスを配置してはいけません。

この2つの鬼門方位を避けることで、大きな問題は解決されます。昔から、北方位や西方位にメインエントランスがあると、それだけで凶相とする家相の考え方もありますが、鬼門方位を避けるだけで、十分に難を防ぐことができるので安心してください。

 

難を防ぐために風水を活用する考え方もありますが、これはケース・バイ・ケースととらえてください。風水は、あくまで家相の凶相を直すまでの対処法とするのが正しいので、オールマイティではありません。ましてや、鬼門方位のメインエントランスを無難なできるまでの効果はないのです。賃借人との無用のトラブルを避けるためには、鬼門方位にメインエントランスを配置しないこと。これもぜひ、心にとめてほしいと思います。

 

家相は転ばぬ先の杖として活用することが最良です。事前に知っていれば、建物の構えもメインエントランスの方位も無難にすることは難しくはありません。家相の知恵と建築の知識を併せた家相建築を、ぜひ、賃貸住宅の運営にも取り入れてください。

家相建築設計事務所 代表 佐藤秀海