新年のごあいさつ<H19.12.28 更新>
 新年明けましておめでとうございます。
 新しい年、平成20年の年頭に当たりお客様及び関係各方面の皆様方に謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 一昨年発足した「税理士法人みらい」は、お客様及び関係各方面の皆様方の深い御理解をいただき、お陰をもちまして業務が順調に推移していますことに対し、職員ともども心から感謝申し上げます。本年も、皆様方から一層信頼される「税理士法人みらい」の充実発展のために、一生懸命業務に邁進する所存であります。
 今年は、年頭から平成20年度の税制改正に向けての議論が例年になく活発になると予想されます。国民生活と密着した福祉の充実、地域格差の是正等々のための財源が求められ、果してあるのかないのか「霞が関の埋蔵金」まで飛び出しましたが、やはり安定的な財源の本命は「税」であります。その中でも消費税の税率アップが避けられないという意見が多く、消費税の将来的な位置付けを明確にし、名称を「社会保障目的税」に変えたらどうかといった意見もあります。我が国の現行 5%の税率は先進国の中で最低であり、お隣の中国でさえ17%の税率、北欧諸国では軒並みに20%以上となっているものの、我が国では何%であれば国民の納得が得られるのか、現在のところ具体的な税率は明らかにされていません。私見ではありますが、日本では将来的にも10%を大幅に超えるような消費税率は、国民の理解、納得が得られないのではないかと思います。
 さて、こうした平成20年度の税制改正に向けての議論の中で、間もなく平成19年分の確定申告の時期を迎えます。毎年のことでありますが、お客様の正しい申告と納税のためにこの時期を乗り越えられるよう、職員ともども万全の体制をとっているところであります。例年どおり、早期資料収集により、早期の申告書作成を目指しているところであり、このためお客様には御理解と御協力をいただくことになりますが、よろしくお願い申し上げます。
 また、お客様の満足度を更に高めるために、例えばかねてより普及促進が図られてまいりました電子申告につきましても、まだまだ当局の簡素化等の改善が待たれますが、お客様の御要望には的確に応えてまいる所存であります。
最後になりましたが、皆様方の更なる御健勝と御繁栄を切に願いますとともに、平成20年が輝かしい年となりますよう祈念いたしまして、ごあいさつといたします。
税理士法人みらい
代表社員税理士 松尾 正