職員ブログの紹介<H22.6.30>

 「職員ブログ」第12回目、仕事やプライベートなど、職員の紹介を兼ねまして普段の何気ない話しを載せていきますので、軽い息抜きに、お茶の合間にご覧いただければと思います。
第12回目は、稲生、今野、石垣です。


◆職員ブログ【稲生】
「言葉の力」
 6/2に鳩山首相が退陣表明をした。普天間基地の移転先問題で社民党の福島消費者担当大臣を罷免して幾日も経たない出来事であった。
記者会見で福島党首は、「言葉に責任を持つ政治」と話していたが、自分の言葉に責任を持てる政治家が何人いるのだろうか。
 最近の政治では失言を発する政治家が多い。揚げ足を取るマスコミの対応もどうかと思うが、政治家の言葉から責任感や志などの感じられるものが少ないように思う。スピーチや発言が本で出版されるオバマ大統領と比較すると目を覆いたくなる。
 オバマ大統領のスピーチライターはジョン・ファヴローという若い人物だそうだ。当然日本の首相にもスピーチライターがいて準備を行う訳であるが、スピーチが聴衆に与えるインパクトはアメリカ大統領のほうが遙かに上である。発する言葉の重みが政治家によって全く違うのだ。何がこんなにも違うのであろうか。
 これは、政治家に限った事ではないと思う。普段の生活の中で、仕事や子育てなどで人に話す言葉、人から聞く言葉が心の中に残る余韻が人や機会でまるで異なるのである。
 自分の言葉にいつも重みが感じられず、辟易しているのであるが、それは自分自身の内面や考えに重みがないように思う。言葉は、発する人の内面や裏側を映し出す鏡ではないだろうか。
自分の言葉に責任を持つと言うことは、実は自分の内面に責任を持つことと同じではと。政治のドタバタ劇を見て、そのような事を考えていた。


◆職員ブログ【今野】
「最近思う事」
 最近思う事、それは時間が経つのが早いと感じるということです。仕事をしていると、出勤して夕方まではすぐに終わってしまい、寝るまでは3、4時間足らず。
それを月曜から金曜まで休みなく続け、土日は個人的に学校に通っているので、教室で過ごして1週間は終わり。
1週間、1ヶ月があっという間に過ぎ、季節もいつの間にかどんどん変わっていっている感じがします。親が「働き始めてから時間が経つのは早い」と言っていたのを最近実感します。
 さらには周りが結婚し始め、もうそんな年齢かと思ったりもします。
私の傍らには・・・。
時間を買うことができたら・・・。そんなことを思う今日この頃です。


◆職員ブログ【石垣】
「お国自慢」
 私の実家は静岡県駿東郡清水町という場所にある。
 そこは1年を通じて気候も温暖で住みやすく、当たり前のように富士山が眺められ、飲み水も美味しい。
 小さな町だが、日本一を誇れるものがある-それは、名水百選に選ばれた「柿田川」。
富士山の雪解け水が湧き出し、その湧水量は日本一。
 綺麗な川にしか住めないという鳥、カワセミも見ることが出来るし湧水を口に含むと、それはそれは、まろやかで飲みやすい。
ぼこぼこ湧きだす水源に足を突っ込むと、それは地下に果てしなく足が吸い込まれる感覚が面白いし、水温は年間通じて15℃に保たれ夏場でも物凄く冷たく感じる。
わさび畑が川岸に広がり、木々が木陰を作りだしその間から富士山も眺めることが出来る。
小学生のころは、よくこの川で遊んだな。川の中にある土管の上を歩き滑り溺れそうになりながら、なんて懐かしい記憶もよみがえる。
 東京にいると沢山の人がいて、大きなエネルギーが渦巻いている。それはとても面白く、刺激になるのだが、同時に様々な心の疲れも運んでくる。
そんな時、この川に帰ってくると、神秘的なものに触れ感覚が瑞々しく蘇る気がするのだ。
お金では買えない、けれどここには宝がある、それをいつも思う。