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田舎暮らし(H24.9.3)

 都会で定年まで働き、退職後は田舎に移り住んでゆっくり余生を楽しもうという人が増えてきているといいます。出世の先がある程度見えはじめ、こんな都会で人に追われてあくせく暮らすのではなく、都会からも仕事からも遠く離れて晴耕雨読の生活、今とは違う道を歩んでみたい、自然豊かな土地へ移り住む田舎暮らしをしたい、田舎暮らしをするなら農業をやりたいと思う人たちです。なぜかほとんどが男であるといいます。
 都会の人が移り住みたいといってきたら、過疎の地では普通諸手をあげて歓迎しますが、田舎には田舎の生活ルールがありしかも簡単ではないということを肝に命じておかなければなりません。マンションの同じ階に住んでいる隣人と廊下で会ったときに簡単なあいさつだけをしていた人が、田舎暮らしでの隣近所との緊密な付き合いや共同作業への参加は容易なことではないはずです。更に地域独特の風習が加わり、田舎の生活のルールに溶け込むのは簡単なことではありません。周到な準備と相当の覚悟が必要ですが、いったん地域に溶け込めば人情は厚く頼めばいろいろ助けてくれます。しきたりや行事などの習慣は、その地域に合った生活の知恵と理解して溶け込むことが不可決です。自分ひとり勝手気ままに過ごしたい、周りに干渉されたくないという人には、田舎暮らしはとうていできそうにありません。
 田舎暮らしの移住先として、首都圏からのアクセスがよく土地などの値段も手頃なところとして、屈指の人気を誇ったのは福島県でした。首都圏から200~300 ㎞、交通の便がよく地価も安いということから、東北への移住の約半数を福島県が占めていました。移住者の受け入れを本格化したのは平成14(2002)年、過疎化が進み小中学校が廃校の危機にあった地域では、安い賃料で空き家を提供し働き先も用意したところさえありました。お陰で移住者が順調に増えて、移住者が活力源になって地域の再生がみえはじめてきたところにあの大地震、原発事故が発生してしまい、以来県外から福島への移住はほぼゼロとなってしまいました。
 田舎暮らしへの難問は、プライバシーが失われる・農業だけでは食べていけないなどほかにもいろいろありますが、最大の難問は奥さんの賛同が得られるかであります。覚悟を決め練りに練った計画を立ててある日意を決して奥さんに田舎暮らしを告げたとき、「好きなようにしたら。私は行きませんからおひとりで」といわれたら、それでも単独行動を強行できる度胸のある男は少ないだろうと思います。それに老いた男のたったひとりの田舎暮らしは淋しすぎます。奥さんを説得できなければ、むなしく敗退という惨めな結果となります。

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代表社員税理士 松尾 正

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