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代表者ブログ「熊」(H28.07.01版)

 日本のどこの動物園で見られ、人気度もおそらく上位にランクされると思われる熊のことです。日本には北海道にヒグマ、本州・四国にはツキノワグマという恐ろしいクマが生息しています。ツキノワグマは過去には九州にも生息していましたが、すでに絶滅してしまいました。北海道に生息するヒグマの体長は2mを超えますが、内地に暮らすツキノワグマはせいぜい1m50㎝程度の大きさで、ヒグマに比べて臆病な性格で人間を怖がる動物とされてきました。
 ところが近年は、人里まで下りてきて農産物や残飯などをあさるという人慣れしたクマが増えてきています。
 今年は東北各県でクマの目撃情報が増えており、秋田県では1月から5月までに前年より50件多い132件と過去5年間で最多であり、青森県も30件増の71件にのぼっています。東北6県では、1~5月のクマの目撃情報が約1,200件あり昨年同期の約1.5倍となっています。クマの生態に詳しい東京農工大学の小池伸介教授は「近年の里山では、人も減り耕作放棄地も増えたため、クマの生息域が広がっている。人の生活圏に密着するようになった」と指摘しています。
 秋田、青森両県の県境の秋田県鹿角(かづの)市の山林で、5月以降ツキノワグマに襲われたとみられる死者が4人にものぼりました。遺体が見つかった現場はほぼ同じクマが移動できる範囲にあり、関係者によれば「同一固体の可能性が高い」と指摘しています。被害に遭った4人は、ネマガリダケという旬を迎えたタケノコを採りに山に入り、4月中旬ごろ冬眠から目覚めた雑食性でタケノコや山菜の新芽を食べるツキノワグマと遭遇、襲撃されたものとみられています。
 今から100年前、大正4(1915)年北海道北苫前村(現苫前町)の開拓集落で巨大なヒグマが人間に襲いかかりました。11月下旬から12月中旬にかけての2日間で、死者8人、重傷者2人というクマが引き起こした事件としてはその残虐性において世界最大の惨劇でありました。クマは開拓農家15軒中8軒に侵入し、人を襲い破壊の限りを尽くし日本獣害史上最大惨事であったと記録にあります。
 専門家によると、一度人を襲ったクマは人間を恐れなくなることがあり、人を食べ物として認識し凶暴化しているとすれば一大事です。味がよい上に市場にあまり出回らず高値で取引されるとはいえ、命には代えられません。この時期のネマガリダケのタケノコはクマの大好物であり、クマに心ゆくまで食べてもらって、人間は近づかないのが唯一の対策ではないでしょうか。

税理士法人みらい 代表社員
税理士 松 尾  正

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