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代表者ブログ「言葉は時代で変化する」(2016年10月3日版)

 今年も文化庁による平成27(2015)年度の「国語に関する世論調査」 が発表されました。今回の調査結果の特色は、「ら」抜き言葉を使う人が増えて多数派となったことです。これは平成7(1995)年度の調査開始以来、初めてのことです。文化庁の担当者によれば「その理由として『ら』を入れると可能か、受動かなどの意味が分かりにくく、的確に意図を伝えるために『ら』を抜く人が増え、今後は多くの人が使うことによって耳慣れし、さらに増える」と分析しています。一例として「今年は初日の出が見られた」「今年は初日の出が見れた」の二つの言い方のうち、どちらを使うかを尋ねたところ「見れた」の48.4%に対し、「見られた」は44.6%となっています。「出られる」「出れる」でも「ら抜き」が上回ったものの、「来られる」「食べられる」などでは「ら抜き」の方が少ない結果となっています。
 また、この調査ではパソコンや携帯電話など、情報機器の普及によって言葉や言葉の使い方に影響があると答えた人が85.3%にも及びました。具体的な影響として「漢字が書けなくなる」(57.8%)、「言葉の意味やニュアンスが変わる」(45.1%)、「新しい言葉や言葉遣いが増える」(42.1%)などが寄せられています。さらに絵文字を使うことがある人は、全体で56.1%となっており、女性は67.6%、男性が43.7%となっております。感情表現を絵文字で表現する理由として、「気持ちをより分かりやすく伝えるため」が70%を超えています。文化庁の担当者は「情報機器を介した非対面のコミュニケーションが増え、言葉を補う表現として絵文字が使われている」としています。
 最近の身近な言葉の中で変化が見られるものに「やばい」があります。「具合が悪いさま、危険なさま、不都合」という意味で、かつては泥棒などが使う隠語であったとも伝えられています。近年では「とてもすばらしい」の意味で使われるようになり、今や良しあし問わず心が動けば「やばい!」と感嘆詞のように使われるようになりました。金田一秀穂杏林大学教授(日本語学)によれば、明治以降でも「全然」とか「とても」など、打ち消しを伴った言葉が今や肯定的に使われており、時代とともに言葉の使われ方が変わっていくことは珍しいことではないといいます。
 少し話が飛びますが、もうすぐ年賀状作成の時期となります。1年前の文化庁の世論調査では年賀状に手書きで一言加えることで、懐かしい姿や声を呼びさましてくれると言う人の割合が90%近いものでした。印字とメールのご時世ですが日ごろのパソコン頼みを反省する意味でも、もらった人から喜ばれる手書きを加えた年賀状を届けるよう心掛けたいものです。

税理士法人みらい 代表社員
税理士 松 尾  正

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