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代表ブログ「広 辞 苑」(2018年4月2日)

    国語辞典の定番とされ、ベストセラーでもある岩波書店の「広辞苑」の第7版となる改訂版が、今年1月中旬に発売されました。10年前に発売された第6版から数百項目を削り、約1万語(項目)が加えられました。新しく収録された「しまなみ海道」などの説明が誤っていたとの話題が先行しましたが、岩波書店によるとこれまでにも誤記は度々発生し、公開はせずに重版の際に手直しするというのが通例だとのことです。

「広辞苑」は先の大戦後すぐに編集が始まり、初版を出版したのは昭和30(1955)年5月のことで、発行部数は100万部でした。昭和58(1983)年の第3版の発行部数260万部をピークに、パソコンなどの普及でインターネットの単語検索や無料辞書を使う人が増えたことが背景となって、改訂するごとに減少が続いています。紙の辞書を取り巻く環境は厳しく、今回の第7版の販売目標は6月までに20万部といいます。今回新たに収録された言葉には、「ふるさと納税」「東日本大震災」「上から目線」「iPS細胞」など1万項目が追加され、約25万項目が収録されて言葉の百科辞典とも言われています。編集者は「広辞苑」に載っていることは、言葉が定着している証左であると言います。

収録されているものは、日常語、外来語、専門語そして新語、地名、人名までに至り、全体で140ページ増の3216ページ、付録も入った箱の厚さは紙を改良することで第6版と同一の10㎝、重さは3.3㎏となっています。普通版の税抜価格は9000円、2冊プラス付録の3冊を1組としたものが14000円です。「広辞苑」の特徴としては、言葉の本義を冒頭に示し、一つの言葉について複数の使われ方が派生した場合、現代の使われ方を優先するのではなくて元々の意味から順番に記してあります。例えば「やばい」の語源は「やば」だと言われ、不都合なことや危険なさまを表す言葉として江戸時代から使われていて、これが形容詞化して「やばい」になったと言われています。それが近年になって正反対の「かっこいい」「おいしい」という意味に使われるようになりました。20代前後の若者の約8割が好物をほおばって「これヤバいっす」と使います。第7版では「のめり込みそうである」との記述が加えられました。世の中に定着した言葉かどうか、定着が見込まれる言葉かどうかが掲載の基準となっています。

紙の辞書がこの先どんな形で生き残れるかは見通せませんが、「時代も、人も、言葉も生まれ変わっていく、『ことばは自由だ。』」という第7版の発売に当たっての岩波書店のキャッチフレーズ、国語辞典の代表的存在の改訂により、書店の活性化などが期待されているところです。

 

税理士法人みらい 代表社員

税理士  松  尾      正

 

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