家相建築設計事務所様 連載(100)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 事務所別偏 テナント型事務所のポイント⑩

顧客との打ち合わせスペースについて

 

大切なお客様やビジネスパートナー、いつもお世話になっている方たちとの打ち合わせスペースは重要です。

もちろん、事務所として社員が仕事をするスペースは大切ですが、ここでは、この打ち合わせスペースの考え方について説明します。

 

先ず、打ち合わせスペースには窓があるとベスト。テナントのレイアウトによっては、窓の取れるスペースも限定されてしまいますが、窓が取れるように優先順位を上げて工夫してほしいと思います。

きれいな景色など眺望が良ければ最良ですが、たとえ眺望が悪くても、窓があるだけで人の印象は違います。また、四方を壁に囲まれた時よりも、窓があるだけで、その空間のエネルギーも上がります。

窓があると閉鎖された空間にはない解放感があるため、人がリラックスできるので、窓が取れるスペースを活用してみてください。

 

方位の吉凶についは、事務所の中心から観て、東方位や東南方位を利用するのが最良です。

東方位や東南方位は、性質で表すならば表・裏の「表の方位」にあたるので、人をもてなすのには相応しい方位と言えます。

ただし、これ以外の方位であっても、窓が取れるのであれば、そちらのスペースを優先させてください。東方位や東南方位にこだわるよりも、窓が取れる方が優先です。

 

大切な方が座る向きにも吉凶があります。

基本は、相手の方が北や東を向いて座ってもらえるように、ソファーやテーブルを配置することです。

もちろん、無理やり座らせるのは逆効果なので、あくまで自然に座っていただくことが大切です。座る向きが悪くなると、お互いの思いが行き違います。しっかりと意思疎通するためにも、座る向きにもこだわってほしいと思います。

 

今までに多くの事務所を観てきていますが、普段、人があまり使わない部屋に通されると、独特の違和感があります。

自宅もそうですが、建物は人が使わないとすぐに痛みます。

そうしないためには、意識して普段から窓を開けて空気を動かすこと。また、社員とのミーティングスペースとして活用するなど、開かずの間にしないことがポイントです。

宝の持ち腐れにしないように、打ち合わせスペースも普段から使用することを心がけてください。