家相建築設計事務所様 連載(107)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 目的別偏 ヒント②初めての顧客と信頼関係を築く

 

物事には必ず始まりと終わりがあますが、

人との出会いも、第一印象がとても大切であることは周知の事実です。

 

また、人の視線の70%は、自分の目線よりも下を観ているので、天井の汚れよりも汚れた床の方が気になってしまいます。

「汚い靴を履いているビジネスマンは成功しない」と言われるのは、足元を気にしないと、周りからの印象が悪くなるという教えだと思います。

 

事務所でも、初めての顧客の第一印象を良くしたいのであれば、東方位を活用することが大切です。

東方位の象意は、草木が勢いよく発芽する象を示しているので、九星方位の中でも最も若々しく、活動的な生気にあふれています。この東方位に初めての顧客を招き入れると、顧客自身の気持ちも上がり、また、対応する側の第一印象が良くなります。

顧客とのミーティングスペースは、東方位に配置してみてください。

 

会社として、新規事業や新規顧客の獲得をしたいときにも、東方位を活用することができるので、プロジェクトの本部を東方位に配置しても良いと思います。

 

南西方位も活用することができます

南西方位の象意は土の精で、ただの土ではなく、豊かな作物を実らせる耕土であり、母なる大地を意味しています。

「母なる大地は天の施しを地で受ける」と言われ、天の無形の気を受けつつすべてを慈しみ育む大きな包容力が特徴です。どんなものでも受け入れるこの包容力が、初めての顧客に大きな安心感を与えることができます。

 

但し、南西方位は、家相や方位学では裏鬼門と言われています。家相学上、この南西裏鬼門方位には、出入り口やトイレ、ガスレンジなどの火気を配置することができません。

自宅でしたら家族の健康を損ねてしまいますが、事務所の場合には、母なる大地としての性質を損なうことなく、初めての顧客との信頼関係を築きやすくしてくれます。

 

飲食店や美容室など、何度も通ってくれるリピーターを求める場合でも同じで、初めての顧客を東方位のテーブルや席に案内すると印象が良くなります。

お店のコンセプトを伝えたいときには南西方位のスペースを使用すると、水が大地しみこむように理解されるでしょう。

 

東方位と南西方位が持つ象意の力を活用して、初めての顧客との信頼関係をしっかりと築いてください。
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