家相建築設計事務所様 連載(115)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 目的別偏 ヒント⑨と正確性かそれともスピード重視か。方位の象意を活用しよう。

 

事務処理の正確さや丁寧さを求めるためには、北方位・一白水星と北西方位・六白金星の象意が適しています。

北方位の一白水星は、季節でいうと冬を表しますが、冬は情熱を表にあらわさず必ず迎える春を待って冷静に準備する時でもあります。一時的な勢いに流されることなく、常に冷静に対処する静かなエネルギーがあるからですが、短期間に集中して結果を出さなければいけない職種には向いていません。

そのため、努力を積み重ねて中長期で結果を出す職種には最適です。

 

北西方位の六白金星も、季節でいうと晩秋から初冬にかけての時期を指しています。

本格的な冬を迎える準備の時期で、やりかけた事柄にけじめをつけて結果を出す時期なので、北方位と同じように、中長期で結果を出す職種に向いています。

 

この二つの方位をバランスよく使いわけることができれば、正確で丁寧な事務処理を実現することができるので、しっかりと活用してください。

 

事務処理といっても、いつでも正確さと丁寧さを過剰に求めるわけではありません。

多少、正確性に欠けても締め切りになど限られた期間でおおよその結果を出すケースも考えられます。

その場合には、北方位や北西方位の象意がマイナスになってしまうこともあります。

そんな時には、一時的でもよいので東南方位・四緑木星や南方位・九紫火星の場所で事務処理作業を行ってください。短期間でおおよその数字をつかむには、この二つの方位の象意が適しているからです。

 

今現在の事務スペースが北方位や北西方位以外にある場合には、決算など、特に正確性を求められる事務作業を行うときには、一時的にでも場所を動かすことをおすすめします。

また、スピード重視で概算を求めるときには、東南方位から南方位を活用してください。

仕事の種類やサイクルに合わせて、事務処理スペースを適切な方位に移動することで、正確を求める事務作業や、あるいはスピード重視といった異なった作業が、それぞれ順調に進めることが可能になります。

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