家相建築設計事務所様 連載(118)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 目的別偏 ヒント⑫経営者・社員の健康を増幅させて効率よく働く

 

経営者や社員の健康を増幅させて効率よく働くためには、事務所内にあるトイレの方位がポイントになります。

 

トイレは、事務所の中心から観て北東の表鬼門方位、南西の裏鬼門方位には配置してはいけません。

最悪なのは、この鬼門方位にあって、さらに窓がない無窓のトイレです。事務所の場合には窓がないトイレも一般的ですが、窓があるトイレを選んでほしいと思います。

トイレの場所を変更することができないときには、次のことを実践してください。

 

トイレの便器のフタは、使用中以外は必ず閉めること。

換気扇は常に稼働させること。

休日など、就業中以外はトイレの扉を開けておくこと。

 

トイレ内によどんだ気が充満しないように、しっかりと実践してください。

 

この鬼門方位にガスレンジなどの火気があっても、経営者や社員の健康を害してしまうことがあります。このケースでは、精神的な不安定さによるうつ病などが心配されます。火気による影響は首から上の病に出やすいので、日ごろから神経を使う職種やもともと精神的に不安定な社員を擁している場合には、何としても避けてほしいポイントです。

 

また、九星方位は、その名の通り九つの方位で成り立っています。それぞれの方位には、それぞれの特色と象意があり、北方位には物事を整える力があるので、ここを大切にすれば、ここで働く人たちも健やかに働くことができます。

ただし、方位には多面性があるので、北方位の持つ神経質で暗い陰の気が強くなると、会社も人も暗くなります。本来であればすべての方位を大切にするのがベストですが、現実的ではありません。

そこで、少なくても鬼門方位にはトイレと火気を配置してほしくはありません。

北東の八白土星は、陰から陽への大切な移り変わりを表すので、ここをマイナスにしてしまうと変化が大きく出ます。南西の二黒土星も、母なる大地として再生を司る象意があり、他の方位に比べて影響が大きいのが理由です。

 

健康については、自宅の家相の影響が強く出ますが、会社や事務所の鬼門に関してもしっかりと考慮してほしいと思います。自宅と会社の家相がそれぞれ吉相であれば、大きな成果を得ることが可能です。

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