認定コンプライアンスオフィーサー試験受験しました。

□コンプライアンスオフィサーとは?
 コンプライアンスオフィサーとは、法令遵守責任者のことで、企業内で法令遵守のための責任者を置く場合、その責任者のことをコンプライアンスオフィサーと呼びます。
 また、この責任者のもとにまとめられる組織のことをコンプライアンス委員会などと呼びます。
 最近では企業のコンプライアンスに対する重要性の高まりから日本でもコンプライアンスオフィサーの認定機関などが存在しており、認定資格試験を実施しています。
 ちなみにコンプライアンスとは、「~を遵守する ~の期待に応える(Comply with)」という意味で、一般的には「法令遵守」や「企業倫理」等として訳されており、企業が法令を遵守すること、広く倫理や道徳を含む社会的規範を遵守することを指します。
□認定コンプライアンスオフィサー試験とは?
 認定コンプライアンスオフィサー試験とは、コンプライアンスオフィサー認定機構主催の資格試験で、企業の実務に精通しつつ、企業倫理・コンプライアンス(法令遵守)専門家として幅広い知識・経験を認定するものです。
 試験内容は ①「企業経営と企業倫理」 ②「コーポレート・ガバナンスと内部統制」 ③「企業法務・コンプライアンスの基礎」 の3科目からなっています。
 1科目90分の制限時間で択一式および記述式問題となっております。
□試験を受けた理由
 最近、企業の不祥事等の報道により、企業の社会的責任(CSR)や内部統制の話題が多くなり関心が高まっていると思います。
 そこで、試験を通じコンプライアンスに対する知識を身に付け、顧問先の皆様にあった仕組み作りのご提案が出来るようになれればという思いから、コンプライアンスオフィサー試験を受験することにしました。
 試験の内容は狭い範囲での法律知識だけではなく、コンプライアンス実務家としての知識・経験を幅広く問われるものが多かったと思います。
 試験の結果は勉強時間が短かったこともあり(言い訳になりますが・・・)正直満足がいく結果ではありませんでしたが、3科目中2科目の科目合格となりました。
 次回の試験では残りの科目に合格できるようがんばりたいと思います。 
 しかし、今までにない知識も得ることが出来、非常によい経験をしたと思っております。