「職員ブログ」第6回目、仕事やプライベートなど、職員の紹介を兼ねまして普段の何気ない話しを載せていきますので、軽い息抜きに、お茶の合間にご覧いただければと思います。
第6回目は、稲生と今野です
◆職員ブログ【稲生】
「新年の計」
今年の正月は、寝正月であった。特に遠出するわけでもなく、近所の神社で初詣を済ませテレビを見ていた。NHKの大河ドラマでは、竜馬伝が始まったが、天地人は一度も見ることはなかった。今度のドラマは見てみようと思っている。
歴女という言葉が生まれ、ニュースでも取上げられるほど歴史がブームになっている。観光地では、歴女の観光客が増えているそうだ。ブームに乗るわけではないが、自分も歴史は好きである。歴史の授業は年号などを暗記しなければならず、勉強の嫌いな者としてはあまり好きではない科目だった。そんな自分が歴史に興味を持ったのきっかけが、三国志だった。
三国志は、最近ではレッドクリフなどで映画にもなり多くの人が知るところである。しかし、ほとんどの人が知っていると思うが、一般的に知られている三国志は、三国時代より後期の明代にできた三国志演戯という歴史小説である。自分も、読み始めたものはこの三国志演戯からで、これが三国志だと思っていた。
単に三国志と言う場合、三国時代に書かれた史書のことをさす。こちらの史書は、正史三国志として文庫本が出ている。実を言うと、史書を読破していない。特に興味のあるところだけ部分的に読んだだけである。しかし、演戯とは違う内容で比較するのも面白い。諸葛孔明などは、軍師としての超人的な働きなどは出てこず、政治家としての評価で書かれている。そんなことを知るだけでも面白い。
古本屋に行って、三国志を買い込み読んでみようと今思っている。同じ知るなら、テレビより読書の方が想像力が働く。このブログをかきながら、テレビ三昧であった正月休みを少々後悔している。新年の計がこれでは、先が思いやられる。
◆職員ブログ【今野】
「最近読んだ記事」
私が最近読んだ新聞記事で衝撃を受けたものを紹介したいと思います。
その記事というのは、ファミレスの「サイゼリヤ」が経営上心がけていることについて書かれていたものです。サイゼイリヤが心がけていることはズバリ「生産性の向上」です。企業であればそれは当然心がけていることなのですが、その徹底度合いに驚かされました。
例えば店内の掃除についてです。「掃除とは何か」「なぜ掃除機を使うのか」すべての業務について原理原則に立ち返って日々考えるのだそうです。
考え抜いた結果行き着いたのが原始的なモップの掃除です。ゴミが取り除ければいいので空気まで吸う必要はない。掃除機だと肘を動かす回数が多い。モップの幅についても試行錯誤を繰り返す。その結果掃除機で1時間かかる作業がモップで30分になったそうです。これにより生産性は上がり、作業も楽に。
この生産性向上を軸にした考え方、常識を疑い科学的に考える姿勢、基本原理にまでさかのぼり作業を一つ一つ洗い直す考え方に衝撃を受けました。
私も仕事をしていて、これが当たり前、このやり方がベストと思っていることでも、その自分の中での常識を疑い、日々の事務効率を上げるという努力を怠ってはいけないなと痛感致しました。