「職員ブログ」第8回目、仕事やプライベートなど、職員の紹介を兼ねまして普段の何気ない話しを載せていきますので、軽い息抜きに、お茶の合間にご覧いただければと思います。
第8回目は、佐伯と鈴木です
◆職員ブログ【佐伯】
「ハイビスカス」
冬越しのため12月初旬にハイビスカスを3本室内にいれたところ、暖房の関係と窓からの陽光の関係かわかりませんが、1月頃から毎日のように大きな花を咲かせています。
ハイビスカスは葉が桑に似ているところから、和名でブッソウゲ(仏桑華)といい花期は夏ですが、何を勘違いしたか狂ったように咲いています。
夏のハイビスカスは、太陽に向かって真っ赤に燃えて情熱的ですが、冬に見るハイビスカスは冷えきった外気の中暖かみを与えてくれて、とても穏やかに室内を明るく照らしてくれます。
忙しい毎日ですが、家に帰ってそんな花を見ると、ほっと一息つけてハイビスカスに感謝感謝です。
◆職員ブログ【鈴木】
「私の余暇」
活発で、常に目的をもって行動し、合理的で計画的。常に思考がクリアで、悩みや迷いが少しもないかのように、生き生きと物事に打ち込める。
成功者と呼ばれる類の人物、人から尊敬されるような人物、あこがれの的になる人物には、得てしてこういったタイプの人間が多いように感じられます。そして、そのような人々は、余暇の使い方が上手く、いつも楽しい時間を過ごしているように見えます。
私もそんな人物になりたいと思い、自らの余暇の過ごし方を考え直してみました。
今まで私は余暇の大半をただ「ぼーっと」して過ごしていたのですが、これからは計画的に、能動的に、活発に、徹底的に「ぼーっと」してみようと思い立ったのです。
上質な「ぼーっと」の為には、どうすればよいか。
まず、「ぼーっと」するのに最適な時間を見つけます。
私がもっとも「ぼーっと」できるのは、快晴の日の薄暮時。昼と夜の境目は、空の色が妖しい赤色に変わり、非日常的な感覚になります。一日の疲れも出て思考が鈍ることも手伝って、すんなりと「ぼーっと」状態に入ることができます。
次は、「ぼーっと」するのに最適な場所を探します。
私の場合は自室のベランダです。ベランダで椅子に腰かけ、空の色を見ながら意識を「ぼーっと」状態へと近づけていきます。冬は目一杯厚着をすると良いでしょう。「ぼーっと」は幸福なまどろみのような状態なのですから、一旦寒さを感じてしまうと、その味わいが消え失せてしまうからです。
さて、こうして一生懸命に「ぼーっと」するのに適した時間と場所とを探して「ぼーっと」に専念しようとしたのですが、私にとって安らぎの時間であったはずの「ぼーっと」が、なんだか忙しくて、つまらないもののように感じられるのです。「ぼーっと」するのに、計画的も能動的もないのではないか。むしろ、計画的で能動的ではない点に、「ぼーっと」の、あの得も言われぬ心地よさがあるのではないか、と気づいたのです。
私は結局、ただ「ぼーっと」余暇を過ごす生活に戻ったのでした。