NHK土曜時代劇シリーズ「桂ちづる診察日録」

 この度、弊社のお客様でもあります、藤原緋沙子先生の「藍染袴お匙帖」シリーズを原作として、
NHK土曜時代劇シリーズ「桂ちづる診察日録」の放映が始まります。
 時は1825年の江戸神田。まだ24歳の若き女医、桂ちづる(市川由衣)は開業してまだ半年の新米ですが、シーボルト直伝の蘭方医、しかも華岡流外科手術を学び麻酔も駆使する。治療費はある時払いの催促無し、貧しい者の味方です。
 そんな多忙な日々の中、町奉行から新たなお役目。「牢屋敷の女囚の担当医になれ」
かくて『牢医師』を拝命し、罪を犯した女たちの半生にも関わることになる。多くの仲間たちに支えられて、人々の幸せと命を守るために爽やかに歩んで行く・・・。
◆原作者の藤原先生より
 江戸時代も後期となれば、女の医者の出る幕はあった筈。乏しい資料で書き始めた原作の世界が、テレビドラマ「桂ちづる診察日録」で血肉を伴った生き生きとした現実のものとなりました。医事指導に裏打ちされた医療の場面には驚きましたし、また忠実に再現された立体的な小伝馬町の女牢、芝居小屋など、スタッフ、キャストの結集には目をみはりました。
 ドラマは市川由衣さん演じる女医・桂 千鶴が、医者として死や病と立ち向かい、命の大切さ、医者のあり方などを考えながら成長していく姿が描かれていくのですが、市川さん演じる千鶴は、きりりとしてとてもいい。また兄役の高嶋政伸さんの陽太郎も期待出来そうで楽しみです。私は一話のラッシュを観て、つい泣いてしまいました。
 是非多くの皆様にも観ていただきたいと思います。乞うご期待です。
◆放送予定9月4日から 毎週土曜日 連続14回 放送
 〔NHK総合〕午後7時30分~8時 〔NHK BSハイビジョン〕午後6時~6時半
◆主なキャスト
 市川由衣(桂 ちづる)、高嶋政伸(桂 陽太郎)、三宅裕司(酔楽先生)、戸田恵子(おたつ)、
遠藤憲一(桂 東湖)、福田転球(岡っ引き)他の皆様
 過去に名作の多いNHKの時代劇シリーズにおいて、今回から放送が始まります
「桂ちづる診察日録」、乞うご期待です !!