株式会社Office Oharada出版の書籍紹介第二弾です。
今回は2歳で脳症という病気にかかり、手も足も動かなくなり、言葉も発することもできなくなったコウヤ君の詩集です。当時の両親の気持ちを考えると、なんとも言えない気持ちになりますが、そこから両親の絶え間ない助けと、コウヤ君の周りとコミュニケーションを図りたいという強い気持ちで小学生の時には詩を書けるまでになりました。
この本を最初に呼んだ印象は、かわいそうだとか不幸だというありきたりなものになってしまうかもしれません。
しかし、最後まで読了した後は、人の生きていこうという強い力、周りから不幸に見える状況でも、不満を言わず将来に希望を持つことの素晴らしさを感じることができます。
今、五体満足で生きている人は、自分の日々の行動を省みるいい機会になると思います。また,
もしも何かの障碍をお持ちの方も勇気づけられる一冊だと思います。
ぜひご一読頂ければと思います。