8月8日に弊社にて「融資審査のポイント・金融セミナー」を開催いたしました。
日本政策金融公庫三鷹支店・多摩信用金庫ひばりヶ丘支店の共催で、実際に金融機関の融資決裁者である日本政策金融公庫三鷹支店の西支店長を講師に迎え、金融機関がどのようなプロセスで融資審査を実施しているのかを詳しく解説してくださいました。
参加者の皆さんも普段聞けない話ですので、とても興味深く聞き入ってくださいました。
融資審査のポイントとして大きく定性面と定量面の2つに分ける事ができます。
定性面とは一般的には物事の性質を見る事を言いますが、融資審査においては「略歴、企業の沿革・家族状況・設備状況・技術、商品・販売先、仕入先、取引条件等」をポイントとして確認します。
一方、定量面とは一般的に数字や量を取り上げて見る事を言いますが、融資審査においては「貸借対照表・損益計算書・資金繰り・今後の見通し等」をポイントとして確認します。
一般的なイメージとして、貸借対照表や損益計算書で判断されるのではないかと思われがちですが、それだけではなく今後の事業計画や経営者の熱意など総合的な判断で融資審査が実施されているのが実感できるセミナーでした。
もちろん数字も大切ですが最後は「経営者の仕事に対する熱意=想い」が大切なのではないかと思います。
事業拡大や設備投資など借入の目的は様々ですが、使い道に応じた利率の特例や返済期間の長い貸付等ありますので、借入を検討している方は一度、税理士法人みらいに問い合わせてください。
また、次回のセミナーは、弁護士の先生による相続のセミナーを予定しております。簡単に聞ける内容なのでぜひ次回もご参加ください。
税理士法人みらい 三ツ木