皆様こんにちは、佐藤秀海です。
それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。
- 家相の基本と活用方法のヒント
開業時期と移動方位のポイント
開業時期のポイント
運気を上げるためには、小さなことでもコツコツと積み上げる方法がおすすめだ。何気ないことでも丁寧に積み上げることで、大きな幸運をつかむことができる。毎日、「ありがとう」という感謝の言葉を口にして、周囲に感謝の気持ちを表している人と、人の悪口ばかり口にしている人では、結果も違って当たり前だ。
開運事務所を実現するためにも、やはり、開業時期や移動方位が大切になる。まず、開業時期については、経営者の生まれ星で判断をする。ここでいう生まれ星とは、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の九星方位を指す。
今年は平成30年なので、九紫火星が中宮する年。今年吉運なのは七赤金星・八白土星・一白水星・二黒土星生まれの人たち。衰運なのは三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星生まれの人となる。九紫火星生まれの人は、運気は好調だが動き過ぎると問題が多くなるどちらともいえない年なので、現状維持を心掛ける年となる。
今年、最も運気が低調なのは五黄土星生まれの人。今年の開業は避け、来年以降に計画するのが賢明な判断だ。
もちろん、運気は毎年変わるので、来年は四緑木星生まれの人、再来年は三碧木星生まれの人と、運気は巡りまわるもの。自分の運気をあらかじめ把握して、最悪の時期を避けた計画を立てて実践してほしい。
移動方位のポイント
移動方位の吉凶は、年度の五黄殺・暗剣殺を避けることがポイントだ。今年の五黄殺は北方位、暗剣殺は南方位なので、南北への移動が凶方位と理解してほしい。つまり、今年は事業所を南北両方位に移してはいけないということ。それ以外の方位であれば大きな問題はないし、多少の問題があっても、月度や日の方位を活用して難を避けることもできる。事前に年度の五黄殺と暗剣殺を理解して、計画を立ててほしい。
また、一年の始まりを立春とするのは、運命学の基本。つまり、1月になっても2月の節分までは前年度としてとり扱わなければならない。
もう一つ、住居の引っ越しとは荷物の移動ではなく、その家に住む人が生活する初日を指すので、食事や寝泊りしなければ引っ越したとは言えない。開業も同じで、実際の業務が伴わなければためだ。この点もしっかりと理解してほしい。