皆様こんにちは、佐藤秀海です。
それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。
●事務所別偏 独立した事務所のポイント⑥
その他のポイント
今までに、独立した事務所のポイントとして、
土地選びについて
道路との関係に注意する
玄関「出入り口」が大切
トイレなどの水まわり
机の配置による吉凶
以上の5点について説明しました。今回は、その他のポイントについて説明したいと思います。
先ずは建物の構えについてです。建物の形は長方形などの無難な形にまとめてほしいと思います。デザインを重視して建物に大きな凸凹を設けても、家相上、マイナスが大きいのですすめられません。デザインは建物の形ではなく、もっと違うところに活かしてください。
また、風水にこって、経営者のラッキーカラーを建物の外壁に使用しているケースもありますが、これは逆効果だと思います。本来、ラッキーカラーは人に見せるのではなく、自分の身のまわりの物や身に着けるものに使用するから効果が出るので、堂々と見せるものではありません。この点は間違えないようにしてください。
アプローチの方位は、出入り口と同じぐらい大切です。例え、出入り口が家相学上、吉相の方位に配置されていても、北東の表鬼門や南西の裏鬼門からアプローチしていたら凶相になります。
また、駐車スペースがある場合には注意が必要です。駐車スペースそのものは、どの方位にあっても問題ありませんが、アプローチの仕方によっては凶相になってしまうのが理由です。基本的には建物の周囲をフェンスなどで囲み、門扉を設けて出入り利を限定させるのが良いでしょう。こうすることで、例え駐車スペースが鬼門方位にあったとしても、アプローチが凶相になることはありません。無難な方位に門扉を設けることで、アプローチを無難にできるからです。
門扉がなくても、植木等植栽で出入りを限定しても効果があります。外からの出入りを門扉などに限定するのは大切なポイントです。
トイレの汚水管についてもポイントがあります。汚水管は最短距離で建物の外に出し、玄関と門扉の間を通さないこと。これを怠ってしまうと凶相なので、この汚水管の凶意を受けないためにも、門扉の設置は大切だともいえます。
看板やサインボードの表示方法については、とにかくわかりやすくすることが最優先で、その上、センスが良ければ言うことはありません。方位については、出入り口の右側が良いとか左側が良いなど、いくつかの考え方かあるが、今までの経験からすると、どちらでも変わりはありません。ここは、方位よりもわかりやすさとセンスを優先して、開運事務所にふさわしい看板やサインボードを設置してほしいと思います。