皆様こんにちは、佐藤秀海です。
それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。
- 事務所別偏 住居併用型事務所のポイント⑭
その他のポイント
住居併用住宅の事務所の場合、事務所の看板やサインポートの表示にも注意が必要です。
どこに何の事務所があるのかわかりにくいのは最悪ですね。センス良く、そしてわかりやすく表示してほしいと思います。
そのためには、初めて事務所を訪ねる顧客の気持ちになって考えることが大切で、それがすべての基本になります。方位にこだわってわかりにくい場所に看板を掛けても、それでは吉相にはなりません。
住宅と事務所が別々の建物であること。
あるいは、同じ建物であっても、内部で行き来をしない方が顧客の印象が上がります。
仕事場とプライベートでは気が違うので、顧客はその違いに敏感です。
仕事で訪れたのにプライベート感が強くては台無しです。
仕事ができる人は公私のけじめも付くので、顧客からの信頼を高めるためにも、注意したいポイントです。
どうしても、住居と事務所を別々に分けられない場合でも、トイレだけは別々に設置してほしいと思います。
家相学上では、トイレは不浄物なので少ない方がありがたいのですが、さすがに生活感が強いので、別々に設置してほしいと思います。
もちろん、方位も大切ですが、窓が取れる位置を最優先に考えて、いつも換気と清潔を心がけてください。
業務終了後には、事務所のトイレのドアを開放して、事務所と住居の出入り口はしっかりと閉じてしまうこと。ぜひ、実践してください。
自宅の一室を利用して、そこから起業する人も多いと思います。その後、努力を重ねて発展し、自宅の敷地の一部に事務所を構えることができたとします。
そこから、更に事業の発展を目指すのであれば、事務所は自宅のとは別の敷地に移動させる必要があります。
これは、事務所を益々発展させる大切なポイントです。
土地には許容量があるので、器として、許容できる範囲が決まっていると考えてください。
許容量が目いっぱいの土地に建物を増やしても、器から零れ落ちるだけで何の意味もありません。
スタートは自宅の一室であっても、順調に発展させて別の土地に事務所を構えること。
これが、家庭も事業も充実させるカギとなります。