皆様こんにちは、佐藤秀海です。
それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。
- 目的別偏 ヒント⑥仕事の引き合いが途切れないために
幸運を引き寄せる人には,明るく陽性の人が多いと思います。
そして、明るい人のまわりには明るい人が集まり、根暗な人のまわりには根暗な人が集まるのは自然のことですね。
方位にも陽と陰があるので、それぞれに適した使い方があります。
北東方位の八白土星は、陽性の象意を持っています。北東という方位は、あまり日も当たらず、じめじめとした暗いイメージを持つと思いますが、本来は、高台や山を表す陽性の象意を持っています。陽性であるため、万事に器用で丁寧であり、また、努力を続けられるので、この方位をうまく活用できると、人から好かれ、結果として仕事の引き合いが途切れなくなります。まじめにコツコツ積み重ねた努力がむくわれるので、北東方位を大切にしてほしいと思います。
ただし、気を付けてほしいポイントもあります。それは、協調性に欠けるという象意です。
器用・丁寧・努力・辛抱・熱心の象意の裏には、頑固・思い上がり・独りよがりが潜んでいます。この難点を発露させないのは経営者の役目であり、腕の見せ所でもあります。象意の良い面を引き出し、悪い面を出させないように意識して社員をリードください。
東方位の三碧木星も陽性の象意を持っています。
季節でいえば春。物事を進展させる力があります。また、地中からふるい出る雷の象でもあります。
雷の音は、周囲に響き渡りますがその実態は目に見えません。そして、激しい雷鳴が人を驚かせたとしてもそれは一時的で、やがて何事もなかったように収まってしまいます。このことから、際立ったアイデアは沸くが、それが長続きしないという傾向が出てしまいがちです。
人を驚かせるようなインパクトのある事業に適しているので、三碧木星をうまく活用すれば、仕事が途切れなくなります。ただし、引き合いだけに終わってしまうことも多いので、つかみは任せて、他の部署でしっかりと実利を上げるやり方が良いかもしれません。
仕事の引き合いを絶やさないためには、陽性の象意を持つ方位の活用は欠かせません。
北東方位と東方位の陽性は、これに適しているので十分に活用してください。
最良なのは、反響を多く集めることに徹して、その後は適切な部署に引き継ぐことですね。その結果、大きな実りを得ることが可能です。