家相建築設計事務所様 連載(117)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 目的別偏 ヒント⑪とにかく入ってみたいお店

 

私も店舗設計の際には、まず、お客様の立場になって考えることから始めています。業種を問わず、どんな店舗でもお客様が入りにくい設計では話になりません。

もちろん、設計だけではなく、照明やインテリアなどにもこだわって計画し、さりげなくて入りやすい店舗を目指していますが、それだけではなく、方位の持つ象意を活用するようにもしています。

 

一番のポイントは、何といっても出入り口の方位です。

これが凶方位にあると、その他の努力がすべて無駄になってしまうほど重要なポイントです。

 

1北東表鬼門と南西の裏鬼門方位には、出入り口を配置してはいけません。

2道路が突き当たったドンタク部分にも、出入り口を配置するのは禁物です。

3出入り口の上部にトイレなどの水まわりを配置すると、ものすごく運気が落ちます。

 

この三点はとても大切なポイントですね。

 

また、店舗の業種によっても、適切な出入り口の方位が変わります。

例えば、飲食店に関しては、西方位に出入り口を設けることが吉相です。

西方位・七赤金星の象意には、口の喜び、すなわち飲食を表す意味があるので、酒食をメインにした店舗なら、さらに効果が上がります。

接待を伴う飲食店、いわゆる水商売にも西方位の効果は大きいので、しっかりと活用してください。

 

その他の業種に関しては、一般的に東方位と東南方位に出入り口を設けることが吉相です。

東方位の象意である進展性と、東南方位の象意である協調性が人を呼ぶといわれていますし、一度訪れたお客様が何度も足を運んでくださるお得意様になってくれるありがたい方位なのです。

 

ただし、出入り口を吉相にしても、その効果が台無しになってしまうこともあります。

それは、店舗の中心近く、中央部にガスレンジなどの火気を置いてしまう家相です。

中央部にある火気は、その店舗に働く従業員同士のトラブルを誘発するので、店舗内の気が著しく下がり、結果的に出入り口の吉凶にかかわらず繁栄できません。

 

つまり、出入り口の方位を吉相にし、そして、中央部には火気を配置しないこと。この二つを実践することで、とにかく入ってみたい魅力的な店舗が実現できるのです。

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