家相建築設計事務所様 連載(126)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、拙著「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 業種別事例 ヒント⑥営業系事務所

 

営業を主体とした事務所にも、家相のポイントがあります。

自社ビルや、テナントビルの一室を使用する様々な場合でも、そのビルの立地条件と構え(形)が重要になります。

 

注意したい最初のポイントは、道路との関係です。ビルなどの建物に対して、道路が突き当たってくる家相、いわゆる「ドンタク」の物件は避けてほしいと思います。そして、このドンタク部分にメインエントランスが設置されてしまうのが、もっとも危険な大凶相の家相と言えます。

 

また、一階部分が駐車スペースとなっている家相、これは「下駄履き」の家相と言われているものですが、こんな建物で営業しても業績の向上は望めません。その他の凶相が加わると「倒産の家相」といわれるほどで、こんな物件も避けるが賢明です。

 

次に注意したいのは、一階よりも二階部分がはね出した立体的な欠けのある建物です。この立体的な欠けの凶意は、平面的な欠けの凶意よりも大きいので要注意です。小さなものであれば何とかなりますが、大きく欠けた建物ではマイナスの影響が大きいので、いくら社員が頑張っても空回りするばかり。努力が報われません。

 

もう一つは、メインエントランスの上部にトイレが配されている建物です。建物の顔として大切なメインエントランスに泥を塗るようにトイレがあると、会社・社員の運気が落ち込み、閉塞感が漂う先の見えない会社になってしまいます。

 

この四つのパターンは、すべて運気を著しく落としてしまう凶相なので、このような建物で営業してはだめです。もし、営業されているようなら、何とかして移転することをお勧めします。今までにも、こんな事務所から移転したのをきっかけとして、大きく業績アップした実例はいくつもあります。

もちろん、家相をよくするだけで、なんでもよくなるわけではありませんが、「運」を上げることはとても大切です。同じ努力をしても、運がなければ結果は明白に変わります。

まずは、会社や社員の運気を落とさないような選択をしてほしいと思います。