今回から始まりました「職員ブログ」、仕事やプライベートなど、職員の紹介を兼ねまして普段の何気ない話しを載せていきますので、軽い息抜きに、お茶の合間にご覧いただければと思います。
第1回目は、相澤と横溝です
◆職員ブログ【相澤】
「新聞の記事について」
社会の様々な出来事を知るために、読売・朝日・日経・毎日などの新聞を毎日読んでいるのですが、同じ出来事について書かれた記事でも、各紙の記事を比較してみると内容が全く異なるように書かれていることがあります。
少し古い話ですが、小泉首相が「ハンセン病訴訟について国が全面敗訴した01年5月11日の熊本地裁判決に対し、政府声明を出して控訴を行わない」と決めた事についての談話として、当時自民党の幹事長だった山崎拓氏が「こういうことはよくない」という発言をしました。
この発言について、A新聞では「問題をできる限り早期に解決するために、ハンセン病訴訟を長引かせるようなことはよくない」という意味で幹事長が「こういうことはよくない」と発言したと書かれており、別のB新聞では「厚労省や法務省が控訴の方向であったのに、党を飛び越えてトップダウンで控訴しない事に決めたのはよくない」という意味で「こういうことはよくない」と幹事長が発言した、と書かれていました。
ちなみに、山崎幹事長の当時のHPには「昨日の控訴断念は小泉首相だからこそ行政の立場をはなれた人道的な判断が出来たのだと思います~早期の解決を目指していきます~」と書かれていました。
同じ出来事の記事でも、新聞各紙を見比べてみると記事を書いている記者の意図や主張が入っていることが多く、時に発言者の意図とは異なる形で伝えられていることもあります。新聞などに書かれていることやテレビで言われていることをそのまま鵜呑みにせず、社会で起こるひとつひとつの出来事に対して、いつも自分の頭で考えてから判断するように心がけています。
◆職員ブログ【横溝】
「サービス業」
先日、某アーティストのコンサートに行く機会がありました。
そこでは、そのアーティストがバンドの人達、バックダンサーの人達と一体となって会場に来ている観客を全身全霊を込めてお客様を喜ばせようと必死になっている姿が私の目に焼きつきました。
本当に素晴らしい光景だったと思います。
プロなのだから当たり前と言えば当たり前なのでしょう。しかしそれでも私にはとてもすばらしく思えました。当然、そのコンサートは大成功を収めたに違いありません。その某アーティストを筆頭に今、出来得る最大のサービスを全身でアピールしている姿はとても眩しく見えまたコンサート終了後の達成感は想像を絶するほどにすばらしいものであったに違いないでしょう。
これは憶測ですが、終わった後の打ち上げで参加メンバーと飲むお酒は格別であったに違いないと思います。(笑)
最近、いろいろなお店で食事をしたり軽くお酒を飲みに行ったりして見るとこの当たり前のはずのサービスがかなりおろそかになって来ているように感じます。
例えば注文をだしているにも関わらず返事もろくにしない、注文の内容をわかっているのかどうかもわからないような態度であったり・・・言い出してしまえばきりがないですが。
これでは良い仕事は出来ないのではないでしょうか。また当然そこで働くメンバーは対価(お給料)を得て仕事に従事しているわけですからその時点でもうプロなのではないでしょうか?プロである以上疲れていた、体調がすぐれなかった、気分がのらなかったなどの言い訳は当然、聞かないはずです。そこは自覚して欲しいものです。また先程も書きましたが、達成感と言った観点からは当然そのような態度でお客様に接していれば得られるはずもありません。
ちょっとした心遣い、工夫などでそれはサービスと言った観点で言えばサービスを受ける側、提供する側双方で大きく変わってくるのではないでしょうか。
気持ちの良い挨拶ひとつとっても違うと思います。
例えばお店に行ってテーブルが埋まっていて待ち時間がある時に待っている間にお茶など提供して「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。空き次第至急ご用意しますので。」と言った具合に声をかけるのと、声も掛けないでテーブルが空くまで放置しておくのでは前者のほうが圧倒的に気持ちがいいものです。
自分自身、サービス業と言う職業に就いているものですから、プロとして、また今いる職場のメンバーと一体感を持ってお客様に最大のサービスを提供し続けて行きたいものです。
そして最高の達成感を感じ続けていきたいものだなぁと深く考えさせられた出来事でした。
本当に今、厳しい時代になって来ているのでそういった仕事に対する基本姿勢からもう一度徹底してみようと思います。
そうでなければ世の中がどんどん寂しくなってしまうように思います。
寂しい世の中にならないように皆様とがんばりたいと思います。(笑)