5/7土曜日弊社にて、不動産管理会社㈲野島商事の代表であり、チェアスキー選手としてパラリンピックでもご活躍なさった野島弘さんにお越しいただき、ご講演いただきました。
豊富な人生経験と、気さくなお人柄が表れたお話に、社員一同野島さんに惹きつけられ、楽しい時間を過ごすことができました。今回お話頂いた内容を一部ご紹介いたします。また、以前㈲野島商事様をご紹介いたしましたので、そちらもご覧ください。
■有限会社野島商事様■
以前弊社の顧客紹介に掲載させていただいた記事は、 こちらからご覧になれます
<障害について>
「17歳の時に背骨を折って、それから30年ぐらい車椅子で生活している。」という野島さん。リハビリを終えて社会復帰するのに2年かかったそうです。
普段車椅子に乗っていない立場からすると、とても大変そうに感じるのですが、「車椅子の生活はそんなに大変ではないです。家族や友達も障害者として過保護に接するのではなく、普通に接してくれたのが良かった。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
<チェアスキーについて>
野島さんは、16年前にご兄妹に誘われて行ったのがきっかけでスキーを始めたそうです。「何度か誘われたけど、仕事が忙しいからと言って断っていた。スキー場だと自分で自由に動き回れなくて、周りが気をつかうだろうと思っていた。」
「初めてスキーをしてうまくできなかったので悔しい思いをした。たぶんその時の思いがなかったら、必死に練習しなかっただろうなぁ。」と、当時の事を振り返っていました。
32歳の時にスキーを始めて、4年後の長野パラリンピックに代表選手として選ばれた野島さんは、コースの下見の際、ジャンプで首の骨を折り、棄権となってしまったそうです。
「よくパラリンピックに二回出場したと言われるけど、実際一回は出場していないんです(笑)」
その後、骨折の後遺症からスキーを再開するのは難しいとされていた野島さんですが、とある方との出会いをきっかけにリハビリと練習を重ね、トリノパラリンピックへ出場することとなったそうです。
「以前ビデオに出たことがあって、18歳年下の子がそのビデオを見て僕に憧れを抱いたらしく、『一緒にパラリンピックにでましょう』と何度も熱心に連絡をくれるので、もう一度やることにした。」
「スキーをやること自体も好きだけど、その子みたいにスキーが好きな、熱い人達との交流が好き。」とおっしゃっていました。
お仕事やスキーや趣味に一生懸命で、何にでも本気で取り組んできた野島さんは、本当にパワフルで輝いていました。
何かに取り組む時の情熱や、集中力のすごさを、人生経験のお話の中からも感じ取れ、「私も何事にも熱心に、本気で取り組んでいきたい」と思いました。
文:鈴木
また、この日は弊社職員である横溝氏による研修も行われました。
法人税法における債務確定の判定時期や、事業税の損金算入時期、申告納税方式と賦課課税方式の違いなどのテーマで、実務においても実際に扱う事が多い事柄について法人税法や通達を含めての解説が行われました。