皆様こんにちは、佐藤秀海です。
それでは、昨年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。
●家相の基本と活用方法のヒント
家相だけではなく、地相も大切
家相学は運勢を上げるために大切な学問だが、幸運を呼び込むために、家相と同じぐらい大切にしてほしいのが地相だ。地相に恵まれた土地に建つ建物と地相の悪い土地に建つ建物では、それこそ、雲泥の差がある。土地のエネルギーに恵まれることは、開運事務所にも欠かせないポイントだ。
地相の良い土地とは、明るく、さわやかでエネルギーが高い土地。一方、地相の悪い土地は、暗く、重たくて、とにかく元気がない土地。こんなイメージだと思う。皆さんが土地やテナントを選ぶときには、次の点に注意してほしい。
① 持ち主や使用者が頻繁に変わる土地。
② 事故や事件があった訳アリの土地。
③ 道路よりも低い土地。
④ 高圧線直下の土地
⑤ 道路が突き当たるドンタクの土地。
⑥ 三角形など極端に変形した土地。
などがあげられる。
持ち主や使用者が頻繁に変わる土地、事故や事件があった土地など、地相の悪さがトラブルの原因になっているケースもあるし、道路から下がっている土地や高圧線直下の土地は、土地そのもののエネルギーが低い。ドンタクの土地とは、道路が突き刺さるように突き当たる土地のことで、昔から地相が悪いと忌み嫌われている。土地は本来、東西に長い長方形が最良と言われているので、三角形など、極端に変形している土地でも運気が悪くなる。土地は器なので、器がしっかり
とした形をしていないと、福もこぼれ落ちてしまうからだ。
今まで、全国各地で数多くの土地を鑑定してきたが、本当の土地の価値は、利便性や価格だけでは決められないと思う。利便性に優れた人気の高い地域のテナントビルでも、まったくはやらず、テナントがすぐに撤退してしまうこともある。いろいろ調べてみると、地相の影響が大きく表れていることもあるのだ。
土地の価値は、値段だけでは決められない。確かに、地相の良い土地は価格も高いが、その中にも、絶対に使ってほしくない土地があるのも事実。開運事務所を目指すのであれば、まずは、しっかりと地相のチェックをすることから始めてほしい。