家相建築設計事務所様 連載(84)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 家相の基本と活用方法のヒント

九星方位の活用のしかた

 

鬼門方位と十二支方位はとても大切な方位なので、その特性などを理解してうまく活用してほしいと思う。そして、もう一つ、九星方位についても説明したい。

 

九星方位についても、「十干・十二支・九星方位早見表」と「二十四山方位盤」を使って、自分の方位を確認してほしい。この二つの資料から昭和35年生まれの私の九星方位は四緑木星。四緑木星東南方位を指すことがわかると思う。つまり、すべて人は九つある九星方位のどれか一つを、自分の方位として必ず持っているということ。まとめると、だれに対しても危険な方位の鬼門方位と、個人的に注意が必要な十二支方位と九星方位、併せて三つの方位があるということになる。この三つの方位の扱い方で、家相の吉凶が大きく変わるのだ。

 

九星方位の使い方としては、自宅でいえば部屋割りに使う。例えば一白水星の人は北方位に寝室を設けることが吉相となる。二黒土星の人は南西方位、三碧木星の人は東方位が吉となる。事務所なら、自分の執務室とすることが良い。自分の九星方位で長い時間執務するようにすると効率も良く、集中力も増すはずだ。

 

鬼門や十二支方位のように、ガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわり、玄関などの出入り口を配置しても、凶相になることはない。これが他の二つの方位と違っている点なので、しっかりと覚えてほしい。

 

しかし、家相の流派の中には、この九星方位も鬼門と十二支方位と同じく火気や水まわりを、玄関などを配置しては凶相とするものもあるが、これは正しくない。十二支方位は15度の範囲を指すが、九星方位は一つの範囲が45度ある。二つの鬼門で90度、十二支方位で15度、それに加えて九星方位の45度まで考慮して、本当に良い間取りができるのか疑問だ。

 

鬼門には鬼門の扱い方。十二支方位には十二支方位、九星方位には九星方位それぞれの扱い方がある。その違いを理解して、開運事務所に活かしてほしい。
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