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夏の終り

 暑くなければ夏ではない、夏とは暑いものだとは、正にそのとおりです。かつて世界規模の猛暑があったのは、平成6(1994)年8月上旬のこと、ドイツでは過去160年間のうちで最も暑く、イギリスでは17世紀以降2番目の暑い夏となりました。インドでは気温が50度に達したところもあって、暑さによる死者が300人を超えたという記録があります。東京ではその年8月4日に最低が29.3度と観測史上最高の最低気温を記録し、全国的にも戦後最も暑い夏となったのでした。
 世界には、日本人の感覚からすれば1年が夏と冬だけという国や夏ばかり、冬ばかりの国だってたくさんあります。日本という国は、1年が四つの季節に等分され四季の変化がはっきりして折々の風物を豊かにしています。雨一つとってみても、春の雨、夏の雨、秋の雨、冬の雨と同じ雨であってもそこから生じる趣はそれぞれ異なっています。
 夏の雨のひとつ、今年の梅雨は逃げるように明けました。7月11日には東北地方の梅雨が明け、梅雨のない北海道を除く全国平均で平年より13日も早い梅雨明けでした。これにより日本列島はおしなべて半月ほど早い夏本番を迎え、台風6号の通過があったものの全国各地で真夏日、猛暑日、熱帯夜が続きました。今年の夏は暑い、しかも長い、更には節電のためエアコンは温度を上げて運転しなければなりません。これからもまだまだ熱中症などに気をつけた暑さ対策が欠かせませんが、息をするのも苦しいほどの暑さはかんべん願いたいものです。
 さて8月8日は立秋、暦の上では秋が始まる日、8月23日は処暑、暑さがやみ涼しくなり始める日となっています。四季それぞれにも暦の上での区切りが示されていますが、8月の炎天下では実感とはかけ離れています。ただふしぎなことに夏にだけは終りがあります。春も秋も冬も始まりはありますが、定かな終りを意識することはありません。夏の終りには落とした影が濃いにせよ淡いにせよ、一抹の淋しさがあります。残暑の中で、ハギ、オミナエシ、ナデシコ・・・といった秋の七草が可憐な花を咲かせます。やがて秋風が立ち、虫の声が聞こえてくるようになると夏が終りを告げますが、秋の七草の中で今年最も誇り高いのは、ピンクのナデシコに間違いありません。「なでしこジャパン」の快挙があったからです。
  「庭草に村雨ふりてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり」
                       (「万葉集」詠み人知らず)

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