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日本語の変化(H25.10.1)

  国語施策の参考とするため、文化庁では数年に一度「国語に関する世論調査」を実施しています。調査結果によると、日常でカタカナ語が多いと感じている人は約75%にのぼり、好ましくないとする人 (約40%) が好ましいとする人 (約15%) を上回っています。カタカナ語の中で理解度が高いのが「ストレス」で、社会状況を反映しているのか認知度、理解度、使用度とともにここ数回の調査で第 1位となっています。また形容詞の語尾を変化させた言い方、「寒っ」「すごっ」「短っ」などは文化庁では必ずしも日本語の乱れとはいえず、ら抜き言葉や「寒っ」などは古くから使われていたと説明しています。
 公共放送であるNHKが分かりにくい外来語を多用していることに、精神的苦痛を訴えた人がいるそうですが、確かに最近は外来語をあまりにも無神経に取り入れすぎている気がしてなりません。背景には、「英語を使った方がかっこいい」という英語信仰があり、「日本人は英語を上に日本語を下にみて、自分たちの言葉の威厳を自らおとしめている」という識者もいます。官公庁までもがカタカナ語を平気で使っている、日本の役所なら日本語を使うべきだと。テレビ、ドラマ、ニュースなどのようにすっかり定着して既に日本語の一部となっている外来語までも否定するつもりはありませんが、最近のカタカナ語の氾濫にはカタカナ語辞典に頼ることが少なくありません。コンプライアンス、ガバナンス、モチベーション・・・日本語で表しても何ら差し支えはないと思います。
 長い言葉はまどろこしい、長い外来語は略語にしてしまうというのがたくさんあります。ファミレス、セクハラ、スマホなど 1、2 字づつ短縮しているものなどです。外来語に限らず日本語でも東大、明大、卒論など昔から短縮されてきたものもあります。最近では着メロ、就活、KYなど時代の流れを意識して主に若者の間でかなりのスピードで広がっていますが、美しい日本語の響きが失われてしまわないように願いたいものです。
 日常では用をなさなくなった絶滅言語のことを「死語」といいますが、平成 7 (1995) 年ごろから急速に増え続けているといいます。死語化が加速された原因の一つは外来語の崇拝であり、写真機がカメラ、帳面がノートというようにカタカナ語に負けてしまったものもあります。
 「広辞苑」や「古語辞典」の編集に携わり、 5年前に亡くなった国語学者大野 晋氏は、近年の日本語について「国語力の低下は日本人の思考力衰退につながる。学校では国語の時間を十分にとってほしい」と力説していたものです。

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