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家相建築設計事務所様 連載(42)~家相の流儀・流派~(H27.02.01版)

皆様こんにちは、佐藤秀海です。
 
今回も拙著「よくわかる家相と間取り」(エクスナレッジ)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。
 
○鬼門と同じように家族の十二支方位にも要注意
 前回は九星方位や家族定位について詳しく触れました。これらと同じく個人的な方位として大切なのが、十二支方位です。これは、家族の生まれ年の十二支によって決まります。
 そもそも、昔ながらの家相では鬼門を重視していました。ところが、鬼門方位を考慮した間取りの家を建てても、家族が健康を害するケースがありました。このため、より家相の制度をあげるべく、約30年前から取り入れられたのが、この十二支方位です。現在でも、鬼門のみで家相を判断している本などもありますが、より高い精度で良い家づくりをするためには、住む人の十二支方位まで気を配らなければいけません。
 
 自分や家族が特に影響を受ける方位については、十干・十二支・九星方位早見表を使い、確認してください。たとえば、昭和58年生まれのご主人の場合、九星方位は八白土星、家族定位は北西、そして十二支方位は亥方位なので北西にありますね。北西方位は勿論鬼門ではありませんから、家族全員にとって凶相となることはありません。しかし、このご主人のように亥年生まれであれば、この亥方位にガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわりといった不浄物を配置してはいけません。もしもそのような配置にした場合、他の家族は大丈夫でも、亥年生まれのご主人のみが病気や体調不安に見舞われてしまいます。この場合には、十二支方位を避ける方向に不浄物を移動するリフォームをすることになってしまいます。
 また、玄関が十二支方位に配置されても凶相です。家相学上では、玄関とは、玄関扉とたたきの部分を指します。したがって、これらの部分を鬼門と十二支方位を避けた方位に配置する必要があります。もし、玄関扉のみが凶相の方位にかかっていた場合には、玄関そのものの位置を変えなくても、玄関扉を無難な方向に付け替えることで凶相の対策となります。玄関を別の位置に移動すると大幅なプラン変更が必要になりますが、この程度の変更であれば、比較的修正も容易となりおすすめです。
 昔から吉相とされている東南巽の玄関にこだわる人もいますが、家族に辰年生まれや巳年生まれがいる場合には注意が必要です。辰方位も巳方位も東南方位になるので、自分の十二支方位に玄関を配置されると凶相になるからです。「家相にこだわって家を建てたのに、この家を建ててから運気が落ちた。」と嘆く人は、たいていこのパターンが多いですね。私の事務所にもよく相談にいらっしゃいます。先ほども説明したとおり、玄関扉のみを変更するだけならまだしも、玄関そのものの位置を変更するとなると、本当に大変です。とにかく、同居するご家族の十二支方位にはしっかりと注意してください。
 
 このように、家相の良い家づくりをするためには、住む人の十二支方位も慎重に扱う必要があります。十二支方位は、基本的に同居する家族の方位だけを考えればよく、独立して家を出た家族は気にする必要はありません。また、中には将来生まれてくる子供のことまで心配しすぎる人もいますが、間取りに無理がない範囲で柔軟に対応してほしいと思います。
 
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