家相建築設計事務所様 連載(81)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

 

それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

 

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

 

  • 家相の基本と活用方法のヒント

方位盤の活用の仕方

 

家相の知恵を正しく知るためには、方位盤の活用が欠かせない。方位盤とは、家相を正しく判断するための道具で、そのために全方位360度を45度ずつ八つの方位に分け、北・北東・東・東南・南・南西・西・北西に区分けしている。これが、一般的に方位といわれる八方位だ。

 

この八方位を、家相学ではさらに細かく分類する。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支方位と、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干方位(ただし戊・己は除く)に、巽・乾・艮・坤をあわせた総数24で分類したものを二十四山方位と呼ぶ。

 

全方位を24に分けるので、一つの方位は15度ずつ、八方位の一つは45度なので、一つの八方位をさらに三つに分類していることになり、この分類を示しているのが二十四山方位盤だ。

 

方位盤の一番外側が24に分かれていて、そこに、子・丑・寅や甲・乙・巽などと表示されているのが、十二支方位と十干方位になる。

 

その内側も八つに分類されていて、北の45度を一白水星、北東の45度を八白土星、東の45度を三碧木星、東南の45度を四緑木星、南の45度を九紫火星、南西の45度を二黒土星、西の45度を七赤金星、北西の45度を六白金星、そして中央部は五黄土星と呼ぶ。この九つで分類したのが九星方位だ。

 

そして、北と南、東と西の真ん中を貫く線が正中線、東南と北西の真ん中を貫くのが四隅線で、家相学上、北東の45度の範囲を表鬼門、南西の45度を裏鬼門と呼ぶが、この鬼門方位の真ん中を貫く線が鬼門線になる。

 

家相の吉凶判断は、建物かテナント部分の図面を用意して、その中心を正しく図り、次に、方位磁石が示す正しい磁北を図ったら、その図面の中心に方位盤の中心を重ね、磁北に北の正中線を合わせて求める。どの方位に建物の何が配置されているかで、家相の吉凶が決まるのだ。

 

家相の吉凶判断を知るためには、この方位盤の構成や使い方を知っていなければならない。方位盤を使いこなしてこそ、家相の知恵も活用できるからだ。

家相キャプチャ