家相建築設計事務所様 連載(91)~家相の流儀・流派 ~

皆様こんにちは、佐藤秀海です。

それでは、平成28年5月に出版された「今日からできる開運事務所」(清文社)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

事業をやるからには、成果を上げてほしい。そのためには、運も必要です。バブルのように消えてしまう運ではなく、努力に努力を重ねて手にした本物の運を手に入れるために、家相の知恵を活用してください。

●事務所別偏 独立した事務所のポイント①
土地選びのポイント

事務所として建物が独立しているタイプの場合、土地選びは大切だ。
ここでは最も大切だと思われる二つのポイントについて説明したい。

一つ目は、その土地の周辺状況について。
例えば、周辺がとても栄えていて、活気あふれる土地であれば、先ずは安心できる。その反対に、疲れた感じで暗いイメージの土地であれば要注意。栄えた土地であれば、自然に人が集まるが、疲れた土地では人も遠ざかってしまう。そんな土地を避けることも家相の知恵の一つといえる。
また、周囲にどんな建物や施設があるのかも、気にしてほしい。神社や仏閣、墓地や病院などいろんな施設があるが、もともと神社や仏閣の敷地であった土地には注意が必要だ。そういう土地に全く縁のない人が住んでしまうと病気や事故にあいやすく、事務所を建てて事業を起こしてもうまくいかない。

以前に墓地だった敷地で事業を起こすのも、やめてほしい。努力をしても仕事が長続きせず、持ち主がころころ変わる土地になってしまうからだ。
やはり、周辺には目を配り、できれば自分の足で調査することも実践してほしい。

二つ目のポイントは、事務所を建てる土地そのものの地相について。
先ほど説明したように、以前墓地だった土地はそれだけでだめだと思うが、競売物件や事故や死亡事故があった土地についても注意が必要なので、その土地の履歴はしっかりと調べてほしい。昔からその土地に住んでいる住人に聞いてみるのも一つの方法なので、実践してみるとためになることも多いはずだ。

土地の形も大切な要素の一つ。小さな変形は問題ないが、極端に変形している土地の地相は凶相になってしまうので、これにも注意してほしい。

特に三角地は要注意で、そんな土地に事務所を建てても、事業がじり貧、先細りになってしまう心配がある。今までの経験から言っても、開業してからしばらくは好調だが、徐々に業績が悪化し、最終的には廃業の憂き目にあってしまうことになる。
どんなに努力をしても、その努力が報われない地相もあるので、転ばぬ先の知恵ではないが、知恵を使って、地相の凶相もしっかりと避けてほしい。
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