お盆、というとお盆休みの暑い時期のイメージがあります。
私の地元ではお盆は8月15が盆中日ですが、ここ東京は7月15日が盆中日だとか。
実は日本にはお盆の時期が「3つ」あります。
1.「7月盆」・・東京や横浜地方など 7月15日が盆中日
2.「8月盆」・・全国的に多い 8月15日が盆中日
3.「旧盆」・・九州・南西諸島など 旧暦の7月15日が盆中日で新暦の日程は年によって異なる
これは、旧暦⇒新暦への切り替えの各地の対応が3つの異なる時期のお盆を創りだした、といわれています。時期は異なりますが、お盆は「先祖の霊を迎える・送る」という行事です。
7月13日の夕方には「迎え火」の行事が行われます。迎え火は精霊たちの目印となります。
地域によっては、「迎え火」の際にまるでそこに人が居るかのように声を掛けたり、それぞれの家の盆棚まで案内することもあるそうです。
そして7月16日には「送り火」で、ご先祖様たちをお送りします。
お盆は太陰暦の7月15日、ちょうど満月になる時期に昔から行われていました。盆踊りもしかり。今と違って、電気もない時代から脈々と続いてきた歴史や先人の知恵を感じます。
また、お盆には「迎え」と「送り」に墓参りをする地域が多いです。
これは私も経験があります。お盆の時期にはお墓を綺麗にして線香をお供えることを毎年家族で行なっていました。
お墓参りに行くと、色々な墓石があり人が来て綺麗になっているお墓もあれば、人が全く来ておらず、悲しい気持ちになってしまうお墓もあります。
墓石も形あるモノですから壊れてしまったり、メンテナンスを相談したいこともあると思います。どこへ相談すれば良いかわかならいという方もいらっしゃるかと思います。だからこそ、信頼のおける石材店を選ぶことが大切です。
私の担当させていただいている株式会社松田石材工業所様は、昭和29年総業以来ずっと石材製品の製造・販売に携わってきたプロです。
松田石材工業所様はお客様の要望にもキチンと答えて下さり、安心してお願いすることが出来ます。石のプロなので墓石のみならず、過去には駅など建物の壁の設置工事を行ったこともあったそうです。
社長は真面目な職人ですが、目がとても優しい方です。ちょっとした疑問や相談等ございましたら是非、お問い合わせ下さい。
株式会社松田石材工業所様のHPはコチラから
【お墓にまつわるよくある質問】
Q1.お墓はいつ建てるべきでしょうか?
A1.一定のきまりはありませんが、開眼法要を営む必要を考えると、法事に合わせて建てるのがよいでしょう。新仏があるお宅では墓地がある場合、一周忌に建てることが多いようです。
Q2.お墓はどの位の期間で完成するのでしょうか?
A2.石材の加工から始めて、基礎工事から据付までおよそ一ヶ月前後はかかります。
予定をよく考えてから早めに発注頂くのが善いと思います。
Q3.お墓に適した石はあるのでしょうか?
A3.御影石と呼ばれる花崗岩が代表的で、他に安山岩や凝灰岩等が使われています。耐久性の点で考えますと、凝灰岩より安山岩、安山岩より花崗岩の方が高いと言われていますが、それでも奈良時代に建てられた安山岩の墓石が一千数百年以上過ぎた今でもほとんど当時の姿を残している例もあることから、実用上の耐久性はあまり問題にならないともいえます。
良い墓石と言われているものの中には、様々な石種や多様な色の違いがあります。肝心なことは、仕上げの具合です。石目や色合いが違わないかといったところを良し悪しの基準として、信頼の置ける石材店に相談することをオススメします。
文:石垣
参考文献:http://obon.bonodori.net/obon/OBON3.html
「建墓と仏事」
「仏事ハンドブックー知っておきたいお墓と仏事―」