皆様こんにちは、佐藤秀海です。
今回は予定を変更して、沖縄にある沖縄尚学高等学校・付属中学校について紹介させてください。
今年も夏の甲子園の季節が近づいてきました。沖縄商学高校は2年連続7回目の出場を全国一番乗りで決めました。沖縄商学高校は、野球では春の選抜を2度制し、柔道でも全国優勝を果たしています。さらに、スポーツだけではなく、県内有数の進学校としての実績も抜群で、県内初の現役東大生を送り出すなど、まさに文武両道の素晴らしい学校として、今も発展を続けています。
しかし、沖縄尚学の前身は、昭和31年に開校した嘉数学園沖縄高等学校という学校で、昭和51年には経営難に陥るほどすたれた学校だったのです。その再建に乗り出したのが、県内で予備校を経営していた現理事長の名城政次郎氏で、昭和58年に第一期生を迎えた後、昭和61年には付属中学校を開校、昭和63年に現役東大合格、平成元年柔道部全国優勝、平成11年春の甲子園で全国制覇、平成20年には春の甲子園で2度目の全国制覇を果たしています。まさに破竹の勢いで発展しています。
そして、沖縄尚学のこの目覚ましい発展には、家相の力も大きく貢献しているのです。
もともと名城理事長のご自宅を私の師である鶴野晴山先生が鑑定したのがきっかけで、学校の校門の位置、体育館や校舎の新設・増設など、ほとんどすべての工事に携わってきました。名城理事長は、「沖縄商学の発展は、家相の智慧のおかげです。」と仰ってくださります。
家相学上、当初の校舎の配置は恵まれていたわけではありません。むしろ、凶相に近い配置をしていました。しかし、発展できる大きなポイントもありました。それは、敷地の北西方位と東南方位に余裕があり、ここに建物を建てるだけのスペースがあったことです。
学校や会社、工場などの建物は、繁栄すれば増築するのが当たり前です。しかし、むやみに増築することは発展にはつながりません。発展するためには、家相学上の約束事があるのです。
それは、北西方位と東南方位に伸ばして、増築をすすめていくこと。これが繁栄には欠かせない大きなポイントなのです。それとは違い、最悪なのは、北東と南西方位に増築することです。北東と南西は鬼門方位ですね。こちらに伸ばしても繁栄は期待できません。経営者の皆さんには、是非覚えていてほしい大切なポイントです。
沖縄尚学では、平成元年北西方位に体育館を新築、続けて平成三年には東南方位にも体育館を新設しました。この二つの建物を建ててから、発展の歯車が目覚ましく回転していったそうです。また、平成14年には、欠けのように空いていたスペースを埋めるように校舎を新設します。この時には私も現地に行って、地元の関係者と最良の計画を練った懐かしい思い出もあります。
もちろん、沖縄尚学の発展がすべて家相にあるとは思っていません。しかし、家相の智慧がなければこれだけの発展はなかったとも思います。
昨日、名城理事長に電話をして、沖縄商学のことを紹介する文章を書きたいとお願いし、快く了承していただきました。その時、奥様ともお話ししたのですが、「夏の甲子園では、なぜか2回戦にすすめない。」と穏やかに語りながら心配されていました。
私も沖縄商学を応援します。この文章を読んだ皆さん、良かったら応援してください。よろしくお願いします。